家庭と仕事の両立は簡単なものではありません。特に小さな子どもがいるママの場合は、子どもに手がかかるため、仕事に集中できなかったり、家事がスムーズに進められないことも多々あるからです。したがって、育児をしながら働くときには、しっかりと事前に準備をしておかなくてはなりません。
まず、仕事を始める前には、フォロー体制をしっかりと作っておきましょう。職種にもよりますが、残業があると勤務時間は長時間にわたることもあり、小さな子どもがいる場合には、保育園のお迎えや帰宅後の世話が困難になることがあります。ですから、祖父母などの力を借りながら、残業あっても子どもが安心して過ごせる環境を整えておきましょう。子どもは体調が変化しやすく、急な発熱や体調不良を起こすこともあるので、そうしたときにも看病を頼める人がいると、いざというときに困りません。
また、夫婦の間でしっかりと話し合いの時間を持つことも重要です。なんでも一人で頑張ろうとすると、知らない間に無理をしてしまうことがあります。また、話し合わなくても夫婦だからわかってくれていると思い込んでいると、意思の疎通が図れなくなっていたり、協力が得られなかったりするため、トラブルのもとになります。ですから、コミュニケーションを兼ねて、夫婦で話し合う時間をコンスタントに設けるようにしましょう。
子育てはママが一人でするものではありません。祖父母の力を借りたり、夫婦で協力し合ったりすることが大切なので、ワーキングママは自分一人でなんでも抱え込まないでください。